栃木県では「県内の中小・中堅企業においてDXを推進できる人材育成」に力を注いでいます。この度、県内のITベンダーにおけるDX人材の育成を目的とした講座を開催いたします。
単発のIT関連セミナーではなく経済産業省の企業におけるDX人材ガイドラインにのっとった全9回のカリキュラムで、約半年間を通じて少人数でDXに関する知識を幅広く体系的に学び、DXを推進する上で必要な考え方や切り口などを身につけることができる内容となっております。
著名な中小・中堅企業のDX事例から、先進事例の背景と取組み内容を学習する。
お客様を取り巻くビジネス環境とDXに至る取組みの背景・概要を理解する。
先進技術(AI・DL・通信・デバイス)の特徴を理解し、DX提案に繋げる。
各ICTトレンド技術の「位置づけ」「活用例」「各技術のつながり」を説明できる。
蓄積データを分析することで創出できる価値を事例から学習する。
価値創出に必要となるデータの種類と解析手法を知り、事例として説明できる。
センサーデータの収集~クラウドへの格納・蓄積~データの可視化・分析までの一連のデータ活用を体験し、ハンズオン研修として学習する。
ハンズオン研修の体験から、センサーデータ活用の仕組みを説明できる。
蓄積したVOCデータの分析や収集データをAIで分析し、新たな価値の創出を学習する。
データ分析から新たな価値を創出できることを理解し、説明できる。
Copilotをベースとした生成AIの基礎、実業務における活用と効果を学習する。
Copilot、ChatGPTの基本操作と成果物の品質、有効性を説明できる。
課題演習を通じて、魅力あるプレゼン資料の作成ノウハウ、テクニックを学習する。
チームで内容を検討し、発表資料を作成する。
「O→1を作る」DXによるありたい姿を創造するデザイン思考アプローチを学習する。
既に実在する事例を通してデザイン思考アプローチの有効性を説明できる。
学習した知識・技術などを活用し、ケーススタディを通じてDX提案を体験する。
グループでDX課題を討議し、提案資料を発表する。
第1回 | 7月30日(水) | 13:00~16:30 | DX先進事例に学ぶ | オンライン |
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第2回 | 8月6(水) | 10:00~12:00 | 生成AIを貴社業務で実践 | オンライン |
第3回 | 8月27日(水) | 9:00~12:00 | DX時代のICTトレンド技術を知る | オンライン |
第4回 | 9月10日(水) | 9:00~11:00 | データサイエンティストの思考を知る | オンライン |
第5回 | 9月24日(水) | 10:00~12:00 | データ分析による価値を知る | オンライン |
第6回 | 10月1日(水)、2日(木) | 9:00~16:30 | クラウド活用のIoTシステムを学ぶ | 小山市 |
第7回 | 10月21日(火)、28日(火) | 10:00~16:00 | プレゼン養成講座 | オンライン |
第8回 | 11月12日(水) | 10:00~11:30 | デザイン思考アプローチを学ぶ | オンライン |
第9回 | 12月3日(水)、10日(水) | 9:30~16:00 | DX商談推進ワークショップ | オンライン |
本事業は栃木県の事業ではございますが、企画運営については県内IT企業の業界団体である一般社団法人 栃木県情報サービス産業協会(TISA)が業務の委託を受けて実施いたします。受講終了時にTISA独自認定証を交付させていただきます。多くの企業のご参加をお待ちいたしております。
TISA独自認定証は「TDA研修修了証」です。また、認定時にTISAへの登録があれば、「TDA認定証」を付与いたします。(“TDA”とは“TISA DX Advisor”の略です。)
研修目的 | 栃木県内企業のDX推進を担う担当人材の育成。 |
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対象者 | 栃木県内のITベンダに所属しているDXを学びたい方(IT担当者以外も歓迎)。 |
応募人数 | 20名 少人数制の企画講座のため先着20名とさせていただきます。 |
受講推奨スキル | 受講のスキル指定はございません。Windows PCの一般操作が可能なレベルであれば、理系文系・技術・営業・事務職を問わずどなたでも受講可能です。 |
受講費 | 10,000円(全9講座及び教材費を含む) |
DXを推進する上で必要な考え方や切り口などを身につけることができる「令和7年度 地域DX人材育成講座」。
みなさまのご参加をお待ちいたしております。